丸ごと1杯の毛がにを120%味わう食べ方・レシピ3選
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毛がには、ほとんどが丸ごと1杯からの販売で、ズワイガニやタラバガニと違ってむき身やポーション、足だけが売られていないことが多いカニです。その為、毛がには「解体しにくい」「食べづらい」という理由で購入することを敬遠する人も少なくないようです。
毛がにのウリはかに身よりも「かにみそ」。新鮮なかにみそは甘くて濃い味がして、大変美味なのです。そんな毛がにを丸々1杯の購入しても大丈夫なように、毛がにの美味しい食べ方やレシピを紹介します。
◆毛がにに関する情報はこちら。
– 旬がない!?高級「毛がに」の知って美味しい3つの基礎知識
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茹でてそのまま食べるのがベスト
毛がには焼いたり、揚げたりするよりも、茹でて食べるのが一番美味しい食べ方です。
茹でる時は、先に解体せずに丸ごと一杯、鍋で茹でます。毛がには他のカニに比べても小ぶりなので、大きめの鍋があれば比較的簡単に茹でられます。
かに身を存分に味わいたいなら、ズワイガニやタラバガニを購入した方が満足度が高いのは事実。毛がにの美味しい部分は、やはり「かにみそ」です。かにみそは、そのまま食べても、かに身と一緒に食べても、甲羅焼きにしても、どうやっても美味しく食べられます。
「かにみその味がキツイな」と思った時は、カニ酢を入れたり、日本酒を入れて甲羅酒にしたりすると、味がマイルドになって食べやすくなります。
毛がにのさばき方
既に茹でてある「ゆで毛がに」「ボイル毛がに」のさばき方です。冷凍品の毛がには、冷蔵庫や室内で8割ほど自然解凍になったものを使います。
必要な物は「キッチンハサミ」と「軍手」の2つ。毛がにはトゲトゲした毛で覆われているので、軍手を用意した方が怪我をせず安全に作業ができます。
【毛がにのさばき方】
1.毛がにの根本の関節部分にハサミを入れて一本ずつ切り取る。
2.胴体のふんどし(三角形△部分)を、切り取って外す。
3.甲羅を下にして、親指をふんどしの下の部分に入れ、両手で胴体を「ベリッ」と剥がす。
4.剥がした体部分にもかにみそが入っているので、甲羅の方に移しておく。
5.体にあるエラ(細長くてビラビラしている部分)は指でつまんで取る。
6.ハサミで身体を半分に切る。
7.足の付根の真ん中を切る。
8.足は外側の丸みのある部分を身を避けて切る。両側を切るとより食べやすくなる。
漁師の店㈲カネ活渡辺水産が提供する「毛ガニの食べ方」です。動画で分かりやすく毛かにのさばき方を説明しています。
北海道カニ問屋「かに吉」では、写真付きで丁寧に毛ガニのさばき方を紹介しています。
毛ガニの食べ方・さばき方 – かに吉
通販サイトでは北海道稚内で水揚げされた毛がにが冷蔵・冷凍それぞれ購入できます。
毛ガニはパスタとの相性も抜群
毛ガニを使ったパスタは、かに身とトマトを使ったアラビアータや、クリームパスタが主流です。
毛ガニの他に、イカやカラスミなどシーフードを入れたり、毛ガニの殻からダシを取ったスープパスタも美味しいです。パスタを作る時は、毛がにの毛が入らないように注意しましょう。
食べ終わった殻で「毛ガニの味噌汁・鉄砲汁」
北海道の郷土料理に「鉄砲汁」がありますが、これはかにの味噌汁のこと。
毛ガニの足の先部分は、細くて食べにくいので味噌汁に入れると良いです。
食べ終わった毛ガニの殻をダシとして使うと、より濃厚な毛ガニの味噌汁を味わえます。殻をダシパックに入れたり、キッチンペーパーで包むと、後で取り出しやすくなります。
食べ終わった殻をそのまま置いておくと、生臭くなりますが、味噌汁などにダシとして使ってしまえば、においも気になりません。
【毛ガニの味噌汁のレシピ】
材料(二人分)
毛ガニの殻、かに身など……1~2杯分
酒……大さじ1
水……700cc
ネギ……1/2本
味噌……大さじ1~2
作り方
1.鍋に水を入れて沸騰させる。
2.毛ガニの殻、日本酒を入れて、煮立たせる。
3.毛ガニの殻を取り出して、かに身を入れる。
4.斜めに切ったネギを入れて、味噌を溶かす。